作り方のコツ2「1行1フレーズ」
名前の詩作りの第2のコツは「1行1フレーズ」。
これは読みやすい名前の詩を作る上でとっても効果的な方法です。
読みやすい名前の詩を作ることによって、詩に込められた想いもさらに伝わりやすくなります。
自己満足をするのではなく、読み手に配慮した名前の詩作りで感動力をさらに上げて、たっぷりと感動して頂ける名前の詩にしましょう。
それでは、名前の詩作りの第2のコツ「1行1フレーズ」について説明してきます。
「1行1フレーズ」とは?
「1行1フレーズ」というのは、名前の文字1つに対して単語を1つ以内にするということです。
例えば、「あゆみ」さんの場合なら
<1行1フレーズの詩>
【あ】かるい笑顔と
【ゆ】たかな心で
【み】らい育み
というように、1行が1単語ずつで収まっています。
もし、これを2単語以上で作るとすると、
<1行2フレーズ以上の詩>
【あ】かるく元気な笑顔で
【ゆ】めを叶えて道歩み
【み】らいに幸せひかり輝く
というような感じなります。
2フレーズ以上の場合は、想いをより詳しく込められるという利点もありますが、どうしても1行1行が長くなってしまうので、だらだらとした詩になってしまいます。
名前の詩作りのコツ1「流れるように」でも少し触れた、メリハリのあるリズム感のある詩にするためにも、1行1フレーズは大切になってきます。
ただし、「1行1フレーズにするとちょっと物足りない」と感じる場合もあると思います。
上記の「あゆみ」さんの名前の詩は、お名前が3文字と比較的文字数が少ないので、物足りなさもさらに感じられると思います。
そんなときに使える方法が、「後ろに想いを付け足す」という方法です。
1行に1フレーズは守りつつ、さらに付け加えたい想いや単語は詩の後ろに付け足すんです。
たとえば、
<1行2フレーズ以上の詩>
【あ】かるく元気な笑顔で
【ゆ】めを叶えて道歩み
【み】らいに幸せひかり輝く
↓これを修正すると…。
<1行1フレーズに修正した詩>
【あ】かるく元気に
【ゆ】めを叶えて
【み】らい歩み
輝く笑顔に
幸せいっぱい
いつまでも
このような感じになります。
いかがでしょうか?
1行1フレーズは守りつつ、付け加えたい想いを後ろに付け足すことで、意味はほぼそのままで、流れるようなリズム感のある詩になったと思います。
名前の詩は複数人の名前やフルネームなどで作る場合が多く、通常、5文字〜9文字程度のお名前で作ることが多いです。
また、バランス的にも5文字〜9文字程度のお名前というのは一番名前の詩が作りやすい文字数でもあります。
上記の<1行1フレーズに修正した詩>を見ると、お名前の行と後ろに付け足した行で合わせて6行になっています。
こうして、行数が少ない(名前の文字が少ない)場合は後ろに付け足して、ベストな行数に調節できるというのも、このテクニックの魅力です。
伝えたい想いはいっぱいあると思いますが、あまり欲張らず、1行1フレーズを守りながら程度な行数に調整することが、読み手のためにもなりますし、また、感動する名前の詩を作るコツでもあります。
> 【次の記事】
名前の詩の作り方 コツ3「最後から考える」
名前の詩の作り方(目次)
10. 実際に名前の詩を作ってみよう
11. 名前の詩作りに行き詰まったら
12. さぁ、次はあなたの番です!
13. 名前の詩の無料相談サポート